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Web制作の営業を始めたばかりの方にとっては、
・どのように案件を獲得するの?
と悩みますよね。
Web制作の営業方法は、他の業種とは異なる特徴やポイントがあります。
しかし、未経験者にとっては、それらを知るのはなかなか難しいものです。
そこで、この記事では、Web制作の営業方法について、
実際の体験談をもとに、わかりやすく解説します。
web制作の営業方法を理解できれば、
・営業に自信が持てる
・成約率や満足度を高められる
・自分の価値やキャリアを向上できる
営業は、未経験でも挑戦できる仕事です。
しかし、それだけに競争も激しく、成功するためには努力や工夫が必要です。
この記事を参考に、Web制作の営業方法を学んでいきましょう。
web制作の学習がまだの方は、こちらから
≫≫【2023年版】web制作学習ロードマップ
web制作の営業について
web制作は、企業のブランディングやマーケティングに欠かせない役割を果たしています。
web制作営業を行う際には、以下のようなポイントを押さえることが重要。
・ニーズを明確に理解する
・強みや特徴をアピールする
・スピード感をもつ
・付加価値の提供
ニーズを明確に理解する
「効果的な提案」
ターゲット企業の課題やニーズを理解し、自社のサービスや商品がどのように役立つかを考えましょう。
・Webサイトの目的や目標は何ですか?
・Webサイトのターゲットは誰ですか?
・どんな特徴やニーズがありますか?
・Webサイトの競合は誰ですか?
・どんな強みや弱みがありますか?
・Webサイトの予算はいくらですか?
・納期はいつですか?
・Webサイトに求める機能やデザインは何ですか?
などが挙げられます。
ニーズを明確に理解することで、最適なWebサイトを提案できるだけでなく、
クライアントや発注元との信頼関係も築けます。
効果的な提案ができるよう、ニーズを深掘りしていきましょう。
強みや特徴をアピール
「他社と差別化」
自社のサービスや商品の強み、特徴を具体的に説明することで、
ターゲット企業に自社の魅力を、理解してもらいやすくなります。
例えば、
・SEO対策に強い
・デザインがユーザーフレンドリー
・短期間での制作が可能
・制作実績
・制作スキル
・制作費用
「提供できる価値はなに?」
常に自問自答し、自分の強みを探しておきましょう。
他社と差別化できれば、クライアントに選んでもらえる可能性がグッと上がります!
スピード感をもつ
「安心感を与える」
スピード感を持つことで、クライアントに安心感を与えることができます。
例えば、
・即レス
・こまめな報連相
・納期に余裕を持った計画
・作業効率をアップ
スピード感をもつには、時間管理を徹底し、効率をアップさせる必要があります。
安心感を与え、スムーズに進行できるよう工夫していきましょう。
付加価値の提供
「信頼を得る」
クライアントのニーズに答えるだけでなく、
が必須です。
例えば、
・隠れた課題やニーズを見つける
・アフターフォロー
・差別化した提案
・一部を無料で対応
付加価値の提供で、クライアントとの長期的な関係を築くことができます。
信頼を得ることができれば、継続的な仕事にも繋がります。
案件の種類
Web制作の案件は、主に大きく分けて2パターン。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを知り、自分に合った営業方法や案件選びをしましょう。
元請け案件
元請け案件とは、直接クライアントと契約してWebサイトを制作することです。
直請け案件とも呼ばれます。
元請け案件のメリット・デメリット。
元請け案件のメリット
- 制作費が高く設定できる
-
クライアントと直接契約するので、中間マージンが発生しない。また、自分の技術や提案力をアピールでき、価格交渉の余地がある。
- 直接やり取りできる
-
クライアントのニーズや課題を直接聞くことができるので、最適なWebサイトを制作できる。
- 実績を公開しやすい
-
自分の実績やブランディングにつながる。
- 自由度が高い
-
比較的自由に提案することが可能。
元請け案件のデメリット
- 営業力や交渉力が必要
-
自分から積極的に営業を行う必要がある。
また、契約条件や制作費などを決めるためには、交渉力も必要になります。 - 競合他社との差別化が難しい
-
自分の強みや特徴を、明確に伝えられるようにすることが重要です。
- クレームやトラブルへの対応
-
クライアントと直接契約の場合、クレームやトラブルも自分で対処します。
例えば、・納期遅れ
・品質不満
・追加料金請求などがあります。
- 制作以外の業務が必要
-
プロジェクト管理やディレクションなど、制作以外の業務も負担する必要があります。
下請け案件
下請け案件とは、Web制作会社などから仕事を受注して、Webサイトを制作することです。
下請け案件のメリット・デメリット。
下請け案件のメリット
- 営業や交渉が不要
-
Web制作会社などから仕事を受けるので、営業や交渉の必要がありません。
- 自由度が低い
-
制作会社などからの指示で制作するので、責任が少ないです。
- 仕事が入りやすい
-
制作会社は、常にWebサイトの制作依頼を受けているので、定期的に仕事が入る可能性が高いです。
- フィードバックを受けられる
-
技術的なサポートやフィードバックを受けられることもあるので、自分のスキルアップに役立ちます。
下請け案件のデメリット
- 制作費が低く設定されることが多い
-
下請け案件では、制作費の一部が制作会社などに入り、元請け案件よりも低く設定されることが多いです。
- クライアントと直接やり取りできない
-
直接やりとりできないことで、要望や意見が伝わりにくいことがあります。
- ポートフォリオに掲載できない場合がある
-
クライアントとの直接契約ではないので、自分の作品としてポートフォリオに掲載できない場合が多いです。
- 納期や品質への要求が厳しい
短納期で高品質なWebサイトを求められたり、修正回数や範囲が多かったりする場合があります。
【レベル別】案件の見つけ方
ここからは、案件の見つけ方をレベル別で5つ紹介します。
・【レベル1】知人からの紹介
・【レベル2】クラウドソーシングの利用
・【レベル3】SNSで応募する
・【レベル4】エージェントを利用
・【レベル5】web制作会社に直営業
・【番外編】営業特化のスクールに通う
【レベル1】知人からの紹介
レベル1は、知人からの紹介です。
知人からの紹介は、最も効果的な案件の見つけ方になります。
「手当たり次第に連絡してみる」こと。
メリット
知人なので、信頼度が高く、成約率も高い傾向にあります。
また、「営業がほぼ不要」で案件が獲得できる、手っ取り早い方法です。
デメリット
知人の業界や知人の数が少なければ、紹介される案件数も少なくなります。
期待値と現実のギャップなどで、知人との関係が悪くなることも。
デメリットの部分は、以下のことを心がけましょう。
・知人の知り合いに、幅広い業界の人がいることを確認する
・期待値を正しく伝える
【レベル2】クラウドソーシングの利用
レベル2は、クラウドソーシングの利用です。
クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人と、仕事を受発注できるサービス。
クラウドソーシングでは、多くの企業や個人が、web制作の案件を募集しています。
web制作営業を行う上で、多くの案件を見つけることができるでしょう。
クラウドソーシングを利用する際に、注意すべき点は以下の5つ。
①案件の詳細をよく確認する
②報酬額を事前に確認する
③納期を守る
④クオリティの高い成果物を納品する
⑤クライアントとのコミュニケーションを密にする
クラウドソーシング上では、不特定多数の企業や個人が利用しています。
トラブル防止のためにも、5つの注意点は必ず覚えておきましょう。
【レベル3】SNSで応募する
レベル3は、SNSで応募することです。
SNSは,数多くのユーザーが利用しており
・業界関係者
・企業
・クライアント
・個人
と繋がるチャンスが豊富です。
そのため、SNSで応募することで、多くの人に自分のスキルや実績をアピールすることができます。
また、SNSでは、気軽にコミュニケーションを取ることができる。
発注者やクライアントとのやり取りを通して、信頼関係を築くことができます。
SNSのフォロワーの評価も信頼性に影響します。
ポイントは
・ターゲットを明確にする
・ターゲットに響くコンテンツを投稿する
・定期的に投稿する
・反応を分析する
これらの点に注意することで、SNSで成功率を高めることができます。
【レベル4】エージェントを利用
レベル4は、エージェントを利用する。
エージェントは仲介業者で、自分のスキルや実績を紹介して、仕事を紹介してもらう方法です。
web制作会社と同じく、ニーズがある企業を多く抱えているため、案件獲得の可能性が高い。
【レベル5】web制作会社に直営業
レベル5は、web制作会社に直営業する。
ここからは、難易度がグッと上がります。
web制作会社に、直接取引をアプローチする方法です。
web制作会社は、webサイト制作のニーズがある企業を多く抱えているため、案件獲得の可能性が高いです。
難易度が高い理由として
- ・営業力が必要
-
web制作会社との信頼関係を築くのに、営業力が求められます。
- ・専門性や高いスキルが必要
-
専門性や高いスキルがあれば、交渉の余地が広がります。
難易度が高い分、信頼関係が築ければ「継続案件」がもらえるなどメリットもあり。
【番外編】営業特化のスクールに通う
web制作のスキルを身につけても、案件を獲得できなければ、仕事になりません。
・web制作で営業なんて想像もしてなかった
・営業未経験で、不安しかない
こういった方であれば、思い切ってスクールに通うのも手です。
スクールって高いイメージがありますよね。
僕もそう思います!
でも、相談を無料で受けてくれるところもあります。
「営業に対しての不安ごと」や「営業のイメージ」など、まずは専門家に相談するのが近道です。
「Insage」
案件獲得の2ステップ
案件獲得の2ステップは、以下の通り。
・【ステップ1】web制作のスキルを身につける
・【ステップ2】ポートフォリオ作成
【ステップ1】web制作のスキルを身につける
web制作のスキルを身につけることは、クライアントとの信頼を築き、契約の確率を大きく上げる要因となります。
また、自社のサービスや商品をより効果的にアピールできる。
何より「自信」に繋がります。
メリットとして
スキルアップできれば、専門性も高まりブランディングも向上します。
また、スキルセットが高ければ、扱える案件が広がるので、多くの案件を獲得できる。
スキルにまだ自信がない方は、下記の記事をチェックしてください。
≫≫【2023年版】web制作学習ロードマップ
【ステップ2】ポートフォリオ作成
ポートフォリオとは、自分のスキルや実績を見せるための作品集です。
Web制作の営業活動では
・実績の証明
・専門性のアピール
のため、ポートフォリオを作成します。
ポートフォリオを充実させるためには、
①web制作のスキルアップ
②知人からの紹介で案件獲得
③ポートフォリオに掲載
の順番で進めるのが手堅いですよ。
模写などは、クライアントが見飽きている可能性が高いです。
知人からの案件を通して「制作した」という実績を作りましょう。
営業未経験の方へ
ここでは、営業未経験の方へ向けて、僕自身の経験からアドバイスします。
・正直営業はしんどいです
・web制作の案件獲得までの流れを掴んでおく
・メンターがいた方がいい
正直営業はしんどいです
いきなりこんなこと言ったら不安になりますよね。
でも、実際に営業はしんどいです。
営業で挫折する方は多いですよ。
僕の場合
・営業未経験
・文章力皆無
・コミュ力なし
この状態から営業スタート。
駆け出しのときに
3つほどのクラウドソーシングで、毎日10〜20件ほど営業メールを送ってました。
返ってくるのが多くて2件ほど。
返信があると嬉しいと思う反面、「僕にできるかな」「迷惑かけたらどうしよ」
など不安と心配の方が強かったです。
それでも根気よく営業活動を続け、案件獲得できました。
今思えば、「やったもん勝ち」だったなと。
不安や心配の中でも、行動し続けることが大事だと思います。
web制作の案件獲得までの流れを掴んでおく
不安や心配の中でも、行動できるようにするには、
「案件獲得までの流れ」を掴んでおくことが重要だと感じてます。
イメージができていれば、心に余裕を持って営業に望めますし。
Web制作の案件獲得までの流れは、大きく分けて以下の4つです。
①ターゲット企業の選定
②アプローチ
③提案
④受注
上記の流れを参考に、成功率を高めていきましょう。
流れを掴むことができれば、
などメリットがあるので、
営業を始める前に、徹底しておきましょう。
メンターがいた方がいい
営業未経験であれば、メンターはいた方がいいです。
専門家から、営業方法を教えてもらった方が、時間効率もよく正しい方向性で営業に望めるからです。
例えば、
「Insage」
また、無料で相談が可能です。
≫≫「Insage(インサージ)」
web制作の営業でよくある質問
Q 営業未経験者の最初の一歩目はどうしたらいい?
A 営業未経験者の最初の一歩目は、web制作に関する基礎知識を身につけることです。お客さんとのスムーズなコミュニケーションに繋がります。
Q Web制作の営業方法はどんなものがありますか?
A Web制作の営業方法には、クラウドソーシング、制作会社、知人・友人、SNS、エンド営業、飛び込み営業などがあります。
Q web制作の営業で最も簡単に案件を獲得するには?
A 最も簡単に案件を獲得する方法は、知人や友人からの紹介になります。
まとめ|web制作の営業方法をマスターしよう!
今回の記事をまとめると
✅web制作営業について
✅案件の種類
✅案件の見つけ方
✅営業未経験の方へ
web制作の営業は、未経験の方でも流れを理解できれば、挑戦できます。
僕もノースキルでチャレンジし、案件獲得できましたので。
大事なのは、不安や心配でも「飛び込む勇気」を持つこと。
誰でも0→1フェーズが一番しんどいです。
ここを乗り越えられれば、更なる飛躍が期待できるでしょう。
とは言っても、なかなか一歩目が難しいですよね。
そんな時は、思い切って「先行投資」するのもありですよ。
・スクール
・コミュニティ
・オンラインサロン
などで、先人の方からのアドバイスを受けながら、スキルを身につけていきましょう。
今回は以上になります。
参考になれば嬉しいです。